日経新聞平成29年4月5日の記事より。
厚生労働省は、育児や介護で離職した従業員の再雇用を進める企業を支援する。
離職者を再雇用してから半年以上雇い続ければ、
・中小企業の場合⇒1人あたり最大年48万円までの助成金を企業に支給する。
平成27年の調査によると、働く女性の5割は出産を機に離職する。
厚労省は企業への支援で離職者の再雇用を後押ししたい考え。
ポイントは以下のとおり。
①制度の運用:平成29年4月~スタート。
②対象:離職者の再雇用制度を導入し、その制度を使って従業員を長期間雇った企業。
③助成金について:
・再雇用された従業員のうち最大5人分まで助成金を受け取れる。
・中小企業の場合
⇒1人年38万円、2人目以降は1人あたり年28万5000円
成長している企業は一定の条件を満たせば、助成金の額が、約1.2倍に増える。
従業員の長期雇用につなげるため再雇用された従業員が6ヶ月以上勤めた場合、1年以上勤めた場合の2回に分けて助成金が支給される。
育児介護等、やむを得ない家庭の事情で会社を退職せざるを得ない人を雇用している会社は検討の余地があるかと思います。
4月から制度がスタートしていますので、要チェックですね。
(了)