日経新聞、平成27年11月21日(土)の一面記事より。
「高齢者の雇用保険拡充、新規加入65歳以上でも」
以下記事より抜粋。
「厚生労働省は、65歳以上の高齢者が新規で雇用保険に加入できるようにする。
失業して新たに仕事を探す意欲のある高齢者に2016年度から最大50日分の失業手当を支給する。当面は労使が払う雇用保険料を免除する。負担を軽くして高齢者が働きやすくする狙いだ。政府が掲げる一億総活躍社会の実現につなげる。」
背景には、雇用保険財政の余力が相当大きい、ということがあります。
2014年度の積立金は、約6兆2,500億円と過去最高水準であるとのこと。
これは結構意外でした。
私がまだ税理士試験の勉強をしていた10数年前に、教育訓練給付金というのがあったのですが、いっとき授業料の8割給付するとなっていたのに、それが4割になり、2割になりとどんどん減らされていって、背景には失業者が続出し、失業保険の給付をもらう人が増加したので雇用保険の財源が悪化したからというのがありました。
雇用保険の財政状況についてはそのイメージがとても強かったのですが、
調べてみると
確かに2002年(今から13年前)には、雇用保険の財源は過去最低の4064億円になっていたようです。
それから12年で5兆8千億円以上も財源が増えるってすごいですよね。
(保険料を取りすぎ?あるいは還元しなさすぎ?)
リーマンショックなどの影響で、景気が悪い時期もあったと思うのですが…。
とはいえ、雇用保険の財源が潤っているということは、
これは雇用保険がらみの助成金が新たにできるあるいは拡充されるかもしれません!
個人的には、65歳以上の人を継続雇用あるいは新規雇用した場合の助成金や会社設立に係る助成金などがもっと拡充されたらいいと思うんですけどね
今後の補正予算の状況などに注視が必要です!
(了)