業務品質管理指針

1.業務実施マニュアルの整備・運用の徹底

全ての顧問先の会計帳簿の入力作業及び税務補助業務等につき、 近畿税理士会が公表している業務チェックリスト等を元に、各顧問先用に編集した業務実施マニュアル等を作成整備し、業務実施マニュアルの遵守の徹底により、入力作業の品質の標準化及び業務の網羅性の維持を行う。

2.入力作業担当者を一定以上の有資格者等に限定

会計帳簿の入力作業にあたって、作業担当者を日商簿記検定2級以上または同等の資質を有する(税理士試験一部合格者等)と所長が認める者に限定し、入力作業の品質の維持を行う。

3.税理士による作業チェック体制の構築の徹底

作業担当者が業務実施マニュアルに従って実施した全ての入力作業項目について、税理士がチェックを行うことによる作業チェック体制の整備・運用により、業務の品質維持を図る。

4.決算・申告書作成チェックリストの整備運用の徹底

税理士が決算書及び申告書を作成する際に、決算・申告書作成チェックリストの遵守を徹底する。

書面添付の提出においては、税理士が当該チェックリストの遵守を図ることにより、決算・申告書の作成における検討内容の網羅性を確保することができる。

5.文書管理システムの導入・運用、外部専門家の導入、メール送信の強化

業務の中で発生する各種書類や検討資料等の紙媒体については、原則としてPDFによるデータ化を実施し、データベースによる文書管理を行う。

またITに関する外部専門家と提携することでIT業務における品質の定期的な見直し等を行うと同時に、PDFデータの送信に関してはパスワード設定に基づくメール送信を行うことにより情報漏洩の防止を図る。

6.社外研修

定期的な社外研修の積極的な参加を推進することにより事務所職員全員の知識の研鑽を図り、事務所全体の品質の維持に努めている。

以上

  • 2019年12月1日
  • PSP会計事務所
  • 代表税理士 北澤 達夫